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AMDの抗VEGF薬、早期奏効が3年視力転帰と関連

2018年10月9日  Ophthalmology

滲出型加齢黄斑変性患者1828例の未治療の2051眼を対象に、血管内皮増殖因子阻害薬(抗VEGF薬)の早期奏効を評価する種々の基準と3年時の視力転帰との関連を前向き観察研究で検討。早期奏効は4回目投与までの改善と定義した。 その結果、3年時の良好な視力(70文字以上)達成は、4回目投与までに70文字以上の良好な視力達成(70文字未満に対するオッズ比9.8、95%CI 6.5-14.7)、ベースラインからのわずかな(1-5文字)または大幅な(5文字未満)視力改善、脈絡膜新生血管の活動停止を起こすまでの少ない投与回数(3回以下)、各回投与間の視力の緩やかな変化(±4文字)または急激な改善(5文字超)の4つの早期奏効の評価基準と有意に関連した。...