1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 高齢者DMでスタチンによる一次予防が有効

高齢者DMでスタチンによる一次予防が有効

2018年10月10日  British Medical Journal

アテローム動脈硬化性心血管疾患(CVD)がない75歳以上の高齢者4万6864例を対象に、スタチン治療がアテローム動脈硬化性CVDおよび死亡の減少に関連するかどうか後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、非糖尿病例では、75-84歳でスタチンを使用した場合、アテローム動脈硬化性CVDのハザード比は0.94(95%CI 0.86-1.04)、全死亡0.98(同0.91-1.05)で、85歳以上では、それぞれ0.93(同0.82-1.06)と0.97(同0.90-1.05)だった。糖尿病例は、75-84歳のスタチン使用のハザード比は、アテローム動脈硬化性CVDで0.76(同0.65-0.89)、全死亡0.84(同0.75-0.94)で、85歳以上では、それぞれ0.82(同0.53-1.26)と1.05(同0.86-1.28)だった。...