手術熟練度の異なる外科医49人を対象に、泌尿器の腹腔鏡手技操作後の筋肉痛や操作成績を平面(2D)ビジョンシステム利用時と立体(3D)ビジョンシステム利用時で比較した。 その結果、手技操作が完了するまでの時間は3Dビジョンシステム利用時の方が有意に短く、研修医群で短縮時間が最大だった。手技操作の質スコアは全般的に3Dビジョンシステム利用時の方が有意に高く、研修医群でスコア上昇が最大だった。筋肉痛は3Dビジョンシステム利用時の方が低かった。参加者の56.2%が3Dビジョンシステムは操作成績に寄与したと回答し、83.3%が3Dビジョンシステムを選好した。...
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