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白内障手術後の屈折転帰、評価法を比較

2018年10月12日  Ophthalmology

英国で白内障手術を施行した患者9000例を対象に、術後の屈折転帰の評価法を症例集積研究で比較検討。屈折誤差は外れ値を示した患眼数で評価した。 術後屈折誤差は-0.30+0.47×6で、意図した屈折誤差との差は-0.18+0.35×7だった。屈折誤差の各要素を個別に処理すると、球面度数に基づくと82眼、等価球面度数に基づくと46眼、円柱度数をスカラーとして扱うと115眼、円柱度数をベクトルとして扱うと76眼で外れ値(平均値から3標準偏差を超えて外れた値)が検出された。意図した屈折誤差と術後屈折誤差の差を球面円柱度数(spherocylinder)として算出すると、233眼で外れ値が検出された。...