妊娠中の魚油補給で児の除脂肪量と骨量増加?
2018年10月18日
British Medical Journal
妊娠中のn-3系長鎖多価不飽和脂肪酸(魚油)補給が児の身体計測値および身体組成に及ぼす影響を調査すべく、妊娠女性736人とその児を対象に無作為化試験を実施。妊娠24週から出産1週間後まで毎日魚油を摂取する群とオリーブ油を摂取する群に割り付けた。 その結果、児の6歳時、魚油群の方がBMIのzスコア(平均差0.19、P=0.004)、体重身長比(同3.48g/cm、P=0.03)および腹囲(同0.6cm、P=0.04)が大きかったが、肥満児の割合は高くなかった。6歳時点での二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA)による検査では、魚油群がオリーブ油群に比べて除脂肪量(同280.7g、P=0.002)および骨塩量(同10.3g、P=0.01)が高く、体脂肪量も多かった(同116.3g、P=0.28)。...
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