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入院高齢者の14%で退院時に降圧療法強化

2018年10月24日  British Medical Journal

非心臓系疾患で入院した65歳以上の高血圧患者1万4915例を対象に、退院時の降圧療法の強化(入院前に比べ降圧薬の新規追加または用量増量)を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、2074例(14%)で退院時に降圧療法の強化を実施しており、半数以上(1082例)は入院前の血圧コントロールが良好だった。潜在的交絡因子を調整すると、入院中の血圧上昇と退院時の降圧療法強化に強い関連を認めた。入院前の血圧コントロールが良好だった患者のうち、入院中に血圧が上昇しなかった患者の8%、中程度の血圧上昇患者の24%、重度の血圧上昇患者の40%が退院時に降圧療法の強化を受けた。...