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骨髄異形成症候群、移植後変異残存で疾患進行リスク増

2018年10月25日  New England Journal of Medicine

骨髄破壊的または減量強度前処置後に同種造血幹細胞移植を施行した骨髄異形成症候群(MDS)患者86例の骨髄および皮膚検体を用いて、移植後に検出された遺伝子変異と疾患進行および生存との関連を探索研究で検討した。 その結果、移植後30日時でのバリアントの最大アレル頻度が0.5%以上の変異検出率は37%だった。30日時でのアレル頻度0.5%以上の変異保有は、非保有に比べ疾患進行増加(調整後進行ハザード比3.86、95%CI 1.96-7.62、P<0.001)および低い1年時無増悪生存率(調整後進行または死亡ハザード比2.22、1.32-3.73、P=0.005)と関連した。多変量解析でも同様の結果が得られた。...