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多発性硬化症へのフィンゴリモド vs. IFN β-1a

2018年10月26日  New England Journal of Medicine

10-17歳の多発性硬化症再発患者215例を対象に、フィンゴリモドとインターフェロン(IFN)β-1aの有効性を第III相試験で比較した(PARADIGMS試験)。 その結果、調整後の年間再発率はフィンゴリモド群0.12、IFN β-1a群0.67(絶対差0.55、相対差82%、P<0.001)、T2強調MRIで確認した病変の年間発生率は新規病変4.39、新規拡大病変9.27だった(同4.88、53%、P<0.001)。有害事象の発生率はフィンゴリモド群88.8%、IFN β-1a群95.3%、重篤な有害事象はそれぞれ16.8%、6.5%だった。...