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逆行性腎内手術、術者の手術経験は影響するか

2018年10月30日  European Urology

逆行性腎内手術(RIRS)施行患者140例を対象に、術者の手術経験が透視検査時間および放射線曝露量に及ぼす影響を傾向スコア解析で検討。RIRS経験が100回超の上級外科医1人または15回未満の研修医2人のいずれかが手術を施行した。 その結果、上級外科医群と研修医群の間で、総透視検査時間および実効線量に差はなかった(P=0.97、0.79)。男性(いずれもP<0.03)、結石量(いずれもP<0.001)および手術時間(いずれもP<0.003)が透視検査時間および実効線量と有意な関連を認めた。手術時間の遷延(いずれもP<0.03)およびダブルJカテーテル留置(同P<0.04)が透視検査時間の遷延および実効線量増加と有意に関連した。...