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新尿中エクソソームアッセイ、高グレード前立腺癌を識別

2018年11月1日  European Urology

前立腺特異抗原(PSA)値2-10ng/mLの初回生検施行患者503例を対象に、新規尿中エクソソーム遺伝子発現アッセイ[ExoDx Prostate(IntelliScore):EPI]の高グレード前立腺癌識別能を適応型臨床試験で検討した。 その結果、グレードグループ(GG)2以上の前立腺癌識別の曲線下面積(AUC)はEPIで先行報告(0.71、対象者519例)と同等の0.70、標準的臨床パラメータの最適化モデルで0.62となりEPIの優越性が示された。EPIのカットポイント値15.6で不要な生検の26%、全生検の20%が回避され、陰性的中率は89%、GG2以上の前立腺癌見落とし率は7%となり、第II相試験での推奨カットポイント値としてコンセンサスが得られた。...