退院後のリバーロキサバン投与、血栓予防効果見られず
2018年11月2日
New England Journal of Medicine
静脈血栓塞栓症(VTE)リスクの高い内科疾患での入院患者1万2019例を対象に、退院後45日間のリバーロキサバン投与の効果を無作為化二重盲検試験で検討した(MARINER試験)。 その結果、主要複合評価項目(症候性VTEまたはVTEによる死亡)の発生率はリバーロキサバン群0.83%、プラセボ群1.10%だった(ハザード比0.76、95%CI 0.52-1.09、P=0.14)。非致死的症候性VTE発症率はそれぞれ0.18%、0.42%(同0.44、0.22-0.89)、重大な出血の発生率は0.28%、0.15%だった(同1.8、0.84-4.23)。...
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