高齢者のアパシー(意欲の低下、無関心)と認知症発症リスク間の関連を一般集団または認知症のない物忘れ外来の患者を対象にした前向きコホート研究16件(対象7299例)のシステマティックレビューで検討した。 その結果、有効なアパシーの定義を用いた12試験で、アパシーを認める患者に対する認知症の複合リスク比は1.81(95%CI 1.32-2.50、I2=76%)で、ハザード比2.39(同1.27-4.51、I2=90%、7試験)、オッズ比17.14(同1.91-154.0、I2 ==60%、2試験)だった。...
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