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胎動減少ケアパッケージで死産減らず

2018年11月2日  Lancet

英国の医療機関33施設(妊娠40万9175件)を対象に、妊娠女性の胎動減少(RFM)の迅速な報告に対する意識を高め、早期分娩などの分娩管理を標準化した胎動減少ケアパッケージ導入による死産予防効果をstepped wedge法によるクラスター無作為化試験で検討(AFFIRM試験)。参加病院を9つの介入実施日(3カ月間隔)に無作為に割り付け、対照期から順次介入期に移行した。 その結果、対照期の出産が15万7692件、ウォッシュアウト期(介入実施日から2カ月間)の出産が2万3623件、介入期の出産が22万7860件で、対照期の死産発生率は出産1000件当たり4.40件、介入期4.06件だった(調整オッズ比0.90、95%CI 0.75-1.07、P=0.23)。...