1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 死産の国別比較、妊娠28週未満死産の把握が課題

死産の国別比較、妊娠28週未満死産の把握が課題

2018年11月6日  Lancet

2004、2010、2015年に、Euro-Peristatプロジェクトに参加する欧州19カ国の全国コホートデータを用いて妊娠22週以降の死産の国際比較の信頼性を評価した。 その結果、妊娠22-28週未満の死産は、2015年の全死産の32%だった。妊娠24-28週未満の統合死産率は、2004-15年で25%低下した(リスク比 0.75)。2015年の妊娠22-24週未満の統合死産率は、分娩1,000に対して0.53で経時的に有意な変化はなかったが(同0.97)、この変化は国により大きく異なった(同 0.62-2.09)。妊娠22-24週未満の全分娩率が大きく違うことによる国際的相違があることが示唆された。...