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TKA前の身体活動レベルが高いほど再手術リスク増

2018年11月7日  The Journal of Bone & Joint Surgery

片側人工膝関節全置換術(TKA)を施行した変形性関節症患者2016例を対象に、手術前の身体活動レベルが術後の満足度や臨床転帰などに及ぼす影響を検討。ベースラインの下肢活動尺度(LEAS)のレベルが13-18の患者を高活動患者とし、年齢、性別などでマッチさせた低活動患者と比較した。 その結果、術後2年時にベースライン時に比べ活動レベルが改善した患者の割合は高活動群27.3%、低活動群69.5%だった(P<0.0001)。全体的満足度および合併症発生率は両群同等だったが、術後5 -10年時の再手術率は高活動群が低活動群に比べ高かった(3.2% vs. 1.6%、P=0.019)。...