未治療ALK陽性NSCLCへのbrigatinib、P3で好成績
2018年11月8日
New England Journal of Medicine
ALK阻害薬投与歴のない進行ALK陽性非小細胞肺癌(NSCLC)患者275例を対象に、ALK阻害薬brigatinibとクリゾチニブの効果を非盲検第III相試験で比較した(ALTA-1L試験)。 中間解析の結果、主要評価項目に規定した推定12カ月無増悪生存率は、クリゾチニブ群43%に比べ、brigtinib群が67%と有意に高かった(増悪または死亡のハザード比0.49、95%CI 0.33-0.74、log rank検定のP<0.001)。客観的奏効率はbrigtinib群71%、クリゾチニブ群60%、測定可能な病変を有する頭蓋内病変奏効率は78%、29%だった。新たな安全性上の懸念は認められなかった。...
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