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扁平上皮NSCLCの1次治療にペムブロリズマブ併用が有効

2018年11月12日  New England Journal of Medicine

未治療の転移性扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)患者559例を対象に、標準化学療法(カルボプラチン+パクリタキセルまたはアルブミン結合パクリタキセル)へのペムブロリズマブ上乗せ効果を多国籍第III相試験で検討した(KEYNOTE-407試験)。 その結果、追跡期間中央値7.8カ月での全生存期間(OS)中央値はペムブロリズマブ群15.9カ月、プラセボ群11.3カ月(死亡のハザード比0.64、95%CI 0.49-0.85、P<0.001)、無増悪生存期間は6.4カ月、4.8カ月(病勢進行または死亡のハザード比0.56、0.45-0.70、P<0.001)だった。グレード3以上の有害事象発生率はペムブロリズマブ群69.8%、プラセボ群68.2%だった。...