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米の未診断疾患ネットワーク、診断確定率35%

2018年11月13日  New England Journal of Medicine

診断がつかず未診断疾患ネットワーク(UDN)への紹介を受けた患者601例を対象に、診断確定率を検討。UDNは米国国立衛生研究所が2014年に設立した学際的ネットワークで、医療機関やシーケンシング専門機関などで構成される。 その結果、患者の症状で最も多かったのは神経症状(40%)で、筋骨格症状(10%)、免疫学的症状(7%)、消化管症状(7%)、リウマチ症状(6%)などが続いた。評価が完了した患者382例の診断確定率は35%だった。11%は臨床的レビュー単独、74%はエクソームまたはゲノムシーケンシングにより診断が確定した。31種の新たな症候群が定義された。...