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米フェローシップ申請の推薦状、表現に性差

2018年11月13日  専門誌ピックアップ

一般外科レジデント終了後、フェローシッププログラムに移植手術を希望する研修医の推薦状311件を対象に、推薦状の内容の性差を後ろ向きレビューで検討した。 その結果、男性研修医の推薦状には「卓越した(superb)」、「知性の高い(intelligent)」、「並外れた(exceptional)」などの主体的な表現(P=0.00086)や「未来のリーダー(future leader)」(P=0.047)という言葉の使用率が有意に高かった。女性研修医に対しては、教授や部長が作成した推薦状には「思いやりのある(compassionate)」、「落ち着きのある(calm)」、「明るい(delightful)」のような表現の使用率が高く(P=0.0301、0.036、0.036)、助教授による推薦状には家族についての記述(P=0.036)が多かった。...