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慢性副鼻腔炎のdexpramipexole、好酸球減も鼻茸に変化なし

2018年11月14日  The Laryngoscope

好酸球絶対数0.300×109/L以上で鼻茸組織中に好酸球が見られる慢性副鼻腔炎患者16例を対象に、dexpramipexoleの有効性を6カ月間の非盲検多施設共同研究で検討。dexpramipexole 150mgを1日2回投与した。 その結果、好酸球絶対数は、ベースラインの幾何平均値0.525±0.465×109/Lから治療後に0.031±0.019×109/Lへ、94%減少した(P<0.001)。鼻茸組織中の好酸球数は、顕微鏡400倍1視野(HPF)当たり平均168±134個から5±2個へ、97%減少した(P=0.001)。総ポリープスコア(total polyp score)に有意な低下は見られなかった。...