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潜在性結核感染症ワクチン、P2で5割に有効

2018年11月15日  New England Journal of Medicine

HIV陰性の潜在性結核感染症成人患者3283例を対象に、M72/AS01E結核ワクチンの活動性肺結核症への進行抑制効果および安全性を無作為化後期第II相試験で検討した。ワクチンは1カ月間隔で2回投与した。 1次解析の結果、平均追跡期間2.3年で活動性肺結核症と細菌学的に診断されたのは100人年当たりM72/AS01E群0.3例、プラセボ群0.6例で、ワクチンの有効率は54.0%(90%CI 13.9-75.4、95%CI 2.9-78.2、P=0.04)だった。投与後30日以内に自発的に報告された有害事象の発生率はM72/AS01E群(67.4%)でプラセボ群(45.4%)に比べ高かったが、重篤な有害事象、免疫の関与が疑われる疾患、死亡の発生率は同等だった。...