1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 英国外科研修医のコンピテンシー獲得過程

英国外科研修医のコンピテンシー獲得過程

2018年11月15日  Annals of Surgery

英国の一般外科研修医311人を対象に、研修期間中の手術や処置の指導内容の変化およびコンピテンシー(知識や技術などを統合した能力)の獲得過程をコホート研究で評価した。 その結果、虫垂切除(平均26件)が研修1年目、緊急開腹(平均27件)が最終年に最も高い頻度で施行された処置だった。指導医の監督なしに施行した手術手技の割合は研修期間を通して増加し(P<0.05)、虫垂切除の91.2%、緊急開腹の40.6%など手技により差が見られた。コンピテンシーの獲得は訓練を通して増加し、手技により差があった。...