座位時間の短縮、仕事の業績や精神面にも効果あり

英国の内勤者146人を対象に、座位時間短縮を目的とした多因子介入Stand More AT（SMArT）Workの効果をクラスター無作為化比較試験で検討。介入群には高さ調節可能なデスクやポスター、パンフレットの提供に加え、簡単なセミナーや指導などを実施した。 その結果、対照群に比べ介入群で12カ月時の職業性座位時間が有意に短く（差－83.28分/労働時間、95％CI －116.57-－49.98、P＝0.001）、3カ月時および6カ月時の職業性座位時間、6カ月時および12カ月時の1日当たりの座位時間が短縮。座位継続時間、立位時間、業績、ワークエンゲージメント、職業的疲労、疾病就業、日常の不安、QOLの結果も介入群の方が良好だった。...