妊娠中のTdapワクチン、最適な接種時期を特定
2018年11月16日
Journal of the American Medical Association
米国で妊娠女性626例を対象に、妊娠27-36週の破傷風・ジフテリア・無細胞百日咳(Tdap)ワクチン接種と新生児の百日咳毒素抗体濃度との関連および抗体濃度が最も高くなる至適接種時期を前向き観察コホート研究で検討した。 その結果、新生児の臍帯血に含まれる百日咳毒素抗体の幾何平均濃度(GMC)はTdap接種女性から出生した児で47.3IU/mL、非接種女性から出生した児で12.9IU/mLだった(GMC比3.6、95%CI 3.1-4.2、P<0.001)。妊娠27-30週にTdapを接種した場合に百日咳毒素抗体のGMCが最高値になり、妊娠30週時の57.3IU/mLをピークに低下した。 ...
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