関節置換後に別の置換術受ける危険因子に「肥満」

変形性関節症に対する初回人工股関節全置換術（THA）、人工膝関節全置換術（TKA）、人工肩関節全置換術（TSA）を施行した患者8万5616例を対象に、術後5-8年以内に施行した対側または別の関節置換術と関連する患者因子を検討。 その結果、2万223例（23.6％）に対側の関節置換術を施行し、肥満（調整後ハザード比1.28、P＜0.001）および初回TKA（THAに対する調整後ハザード比1.72、P＜0.001）が強力な予測因子だった。3197例（3.7％）に別の関節置換術を施行し、肥満（同1.41、P＜0.001）および初回TSA（同2.52、P＜0.001）が強力な予測因子だった。...