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シュニッツラー症候群の疾患活動性マーカー候補特定

2018年11月21日  British Journal of Dermatology

シュニッツラー症候群(SchS)の病態生理学的因子の特徴と病因を明らかにすべくするため、SchS患者、健常者、乾癬患者、および化膿性汗腺炎患者の血液パラメータを酵素免疫測定法(ELISA)により定量化して比較。また、ケモカインの一種CCL2の初代培養細胞の発現をリアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応およびELISAで解析した。 その結果、SchS患者ではCCL2が有意に増加していることが確認された。CCL2値は、全般的な疾患活動性、特に骨痛と正の相関があった。インターロイキン(IL)-1βおよび腫瘍壊死因子(TNF)-αは重要なCCL2誘導物質で、SchS患者では、血清IL-1β値およびTNF-α値とCCL2値に正の相関があった。...