1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 前立腺癌、切除後のリンパ節浸潤予測ノモグラムを開発

前立腺癌、切除後のリンパ節浸潤予測ノモグラムを開発

2018年11月22日  European Urology

根治的前立腺切除術と拡大骨盤リンパ節郭清術(ePLND)を施行した患者497例のデータを遡及的に用いて、新規の術後リンパ節浸潤予測ノモグラムを開発し、既存ノモグラムと比較した。 その結果、既存ノモグラムのBriganti 2012、Briganti 2017、MSKCCの受信者動作特性曲線下面積(AUC)は順に82%、82%、81%、新ノモグラム(PSA、マルチパラメトリックMRI、MRI標的生検、系統的生検のデータを含む)のAUCは86%だった。カットオフ値を7%とすると、新ノモグラムではePLNDの57%を回避でき、リンパ節浸潤見逃し率は1.6%で既存ノモグラム(4.6%、4.5%、4.2%)に比べ低かった。...