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オマリズマブ、蕁麻疹病変部の遺伝子発現を正常化

2018年11月30日  Allergy

慢性特発性蕁麻疹患者30例を対象に、皮膚生検での遺伝子発現に対するオマリズマブの効果を無作為化二重盲検プラセボ対照試験で検討した。 ベースラインで63の転写物の発現状況が病変部と非病変部で異なり、この病変特性の3分の2は、健康な被験者の皮膚と発現状況が異なった。オマリズマブによる治療後、病変特性の75%超が非病変部の遺伝子発現レベルに変化した(オマリズマブ治療後変化 vs. プラセボ、P<0.01)。治療抵抗性例では、オマリズマブにより病変部特性は調整されなかった。...