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弱視矯正iPadゲーム、小児の弱視に効果見られず

2018年12月3日  Ophthalmology

7-12歳の弱視小児138例を対象に、左右の眼に画像を分離して表示する眼鏡を着用して両眼でプレイする弱視矯正iPadゲーム(Dig Rush)の効果を、眼鏡による矯正治療と無作為化試験で比較した。iPadゲーム(週5日、1日1時間使用)と眼鏡矯正を併用する群(69例)と眼鏡矯正のみの群(69例)へ無作為に割り付けた。 4週時の平均視力改善は、ゲーム群1.3文字(0.026logMAR)、眼鏡矯正単独群1.7文字(0.034logMAR)だった。ベースラインの視力で調整後、改善された文字スコアの群間差(ゲーム群-眼鏡矯正群)は-0.3文字(95%CI -2.2-1.5、P=0.71、差-0.006logMAR)だった。8週時の再解析では、文字スコアに群間差はなかった。...