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TKA後、在宅リハビリ利用するほどADL改善

2018年12月4日  The Journal of Bone & Joint Surgery

米国で人工膝関節全置換術(TKA)後のリハビリのため在宅医療サービスを利用したメディケア受給者5967例のデータを分析し、在宅での理学療法(PT)の利用回数と機能改善との関連(多変量線型回帰モデル)およびPT利用に関連する因子(負の二項回帰モデル)を検討した。 その結果、在宅PT利用回数と日常生活動作(ADL)の改善に関連が見られ、利用回数5回以下と比較して6-9回、10-13回、14回以上の利用がそれぞれ25%(P<0.0001)、40%(P<0.0001)、50%(P<0.0001)と、ADLの改善と関連していた。PT利用率は、地方機関の在宅医療を受ける患者(利用回数10.7%減)、抑うつ症状のある患者(同4.8%減)、ベースライン時に呼吸困難のある患者(同5.3%減)で低かった。...