ICUでの人工呼吸、低一回換気量と中一回換気量に差なし

急性呼吸窮迫症候群のないICU入室患者961例を対象に、人工呼吸器離脱期間（VFD）に対する低一回換気量戦略の効果を中一回換気量戦略と比較した。 その結果、VFD中央値は低一回換気量群21日、中一回換気量群21日だった（両群ともに四分位範囲0-26、P＝0.71）。ICU入室期間（各中央値6日間）、入院期間（同14日間、15日間）、28日間の死亡率（34.9％、32.1％）および90日間の死亡率（39.1％、37.8％）に有意な差はなかった。...