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白内障の術後転帰関連因子に「術前視力」と「術者の経験」

2018年12月7日  Ophthalmology

米国で外科医136人が施行した10万3920件の白内障手術を対象に、術前視力および外科医の手術件数と術後の視力転帰との関連を後ろ向きコホート研究で評価。評価には、一般化加法混合モデル(GEMM)を用いた。 その結果、年間手術件数91件未満の外科医による手術施行患者は、視力表での改善文字数が少なかったが、91-227件未満の外科医による手術施行患者は、改善文字数が平均より多かった。視力改善レベル最小群と最大群間の差は約1.25文字で、統計学的有意差があった。術前視力75.8文字未満の患者はETDRS視力検査表で5文字以上の改善が得られる可能性が高かった。...