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リナグリプチン、心血管の長期安全性示す

2018年12月13日  Journal of the American Medical Association

心血管(CV)リスクおよび腎リスクの高い2型糖尿病(DM)成人患者6979例を対象に、通常ケアに追加したリナグリプチンのCV転帰および腎転帰に及ぼす影響を無作為化プラセボ比較多施設非劣性試験で評価した。 追跡期間中央値2.2年の主要評価項目(CV死亡、非致死性心筋梗塞、非致死性卒中の複合)発生率は、リナグリプチン群12.4%、プラセボ群12.1%だった(ハザード比1.02、95% CI 0.89-1.17、非劣性に対するP <0.001)。腎イベント(腎不全死亡、末期腎不全、ベースラインからのeGFR値40%以上の低下)の発生率は、それぞれ9.4%、8.8%だった。有害事象の発生率は77.2%、78.1%だった。...