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心血管健康の変化とCVDリスクに関連見られず

2018年12月14日  Journal of the American Medical Association

心血管疾患(CVD)既往歴のない6326例のデータを用いて、心血管の健康状態の変化とCVD(冠動脈疾患および脳卒中)発症の関連を前向きコホート研究で検討。米国心臓協会の7つの指標(非喫煙、BMI、身体活動、食事、血圧、空腹時血糖値、総コレステロール値)を基に、参加者の心血管健康状態を低(0-2点)、中(3-4点)、高(5-7点)に分類し、10年以上に亘る変化を調査した。 その結果、低CVDリスクが認められたのは、心血管健康の中状態持続群(低状態持続群とのハザード比0.62)、中から高への変化群(同0.39)、高から低への変化群(同0.49)、高から中への変化群(同0.66)、高状態持続群(同0.57)だった。心血管健康状態の変化とCVDリスクに一貫した関連はなかった。...