最も安全な免疫チェックポイント阻害薬はアテゾリズマブ
2018年12月18日
British Medical Journal
免疫チェックポイント阻害薬5種による癌治療の安全性を直接比較第II相および第III相無作為化試験36件(対象1万5370例)のシステマティックレビューとネットワークメタ解析で比較した。 有害事象を評価した結果、全般的な安全性が最も高いのはアテゾリズマブで(統合発生率:全有害事象66.4%、重度または生命を脅かす有害事象15.1%)、次いでニボルマブ(同71.8%、14.1%)、ペムブロリズマブ(同75.1%、19.8%)、イピリムマブ(同86.8%、28.6%)、tremelimumab(該当せず)の順だった。統合したエビデンスから、特に肺癌治療ではニボルマブが最も安全性に優れることが示唆された。...
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