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デスモイド腫瘍のPFS、MRI T2高信号域と関連

2018年12月25日  Annals of Surgery

MRIを用いた経過観察中のデスモイド腫瘍患者37例を対象に、腫瘍進行の予測因子を検討すべく、臨床的または放射線学的特徴と無増悪生存率(PFS)との関連を評価。年齢中央値35歳、腫瘍サイズ中央値4.7cm、発生部位は全例が腹腔外(41%が腹壁)だった。 その結果、PFSは腫瘍サイズ、部位、年齢と関連しなかったが、ベースラインのMRI T2強調画像で高信号を呈する腫瘍体積の割合(90%以上 vs. 90%未満)と強く関連した(放射線科医の判定によるハザード比11.3、P=0.003)。1年PFSは90%以上群(20例)で55%、90%未満群(17例)で94%だった。...