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内分泌療法感受性ありのHR陽性HER2陰性乳癌、パルボシクリブで効果

2018年12月20日  New England Journal of Medicine

ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性の進行乳癌患者521例を対象に、パルボシクリブ+フルベストラント併用療法の全生存期間改善効果を検討した(PALOMA-3試験)。 プラセボ+フルベストラント群と比較した結果、全生存期間(OS)中央値はパルボシクリブ群34.9カ月、プラセボ群28.0カ月で有意差はなかった(死亡ハザード比0.81、95%CI 0.64-1.03、P=0.09)。先行の内分泌療法に感受性を示した患者410例のOS中央値は39.7カ月、29.7カ月となり、併用群で延長した(同0.72)。44.8カ月の追跡で、新たな安全性シグナルは見られなかった。...