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前方整位型スプリントの有効性評価に下顎上下運動が有用

2018年12月20日  Chest

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)患者56例を対象に、下顎前方整位型スプリント(Herbst装置)の有効性を下顎上下運動から得られた呼吸努力指数(MM-REI)、無呼吸低呼吸指数(AHI)および酸素飽和度低下指数(ODI)で評価した。 タイトレーション完了時点で、OSA重症度の全指数がベースラインから低下していた。AHI(-48.9%--71.1%)およびODI(-49.5%--77.2%)よりも閉塞性低呼吸指数(-70.6%--88.5%)およびMM-REI(-69.5%--96.3%)の方が、変化が大きかった。下顎上下運動の減少および時間短縮に基づくMM-REIの正常化は、装置の有効性を正確に反映していた。...