再発性・難治多発性骨髄腫へのエロツズマブ併用で死亡リスク減
2018年12月25日
New England Journal of Medicine
レナリドミドおよびプロテアソーム阻害薬が奏効しない難治性または再発性多発性骨髄腫(MM)患者117例を対象に、エロツズマブ+ポマリドミド+デキサメタゾン併用療法の効果を検討した(ELOQUENT-3試験)。 その結果、最短追跡期間9.1カ月での無増悪生存期間中央値はエロツズマブ併用群10.3カ月、対照群(ポマリドミド+デキサメタゾン)4.7カ月だった。対照群に対するエロツズマブ併用群の増悪または死亡のハザード比は0.54(95%CI 0.34-0.86、P=0.008)だった。最も多く見られたグレード3-4の有害事象は好中球減少症(エロツズマブ併用群13% vs. 対照群27%)、貧血(10% vs. 20%)、高血糖(8% vs. 7%)だった。...
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