英の学校環境改革で中学校のいじめ被害減らす

英国の中学校40校を対象に、修復的実践と生徒の社会・情緒的スキルの向上によって学校環境の改革に取り組む介入プログラムLearning Togetherの有効性を無作為化比較試験で評価した（INCLUSIVE試験）。 全生徒7154人中5960人（83.3％）による介入36カ月後の自己報告評価では、Gatehouse Bullying Scaleのいじめ被害スコアが対照群（標準的実践）0.34、介入群0.29と有意差が見られた（調整後の効果量－0.08）。Edinburgh Study of Youth Transitions and Crimeの攻撃行為スコアは、対照群4.33、介入群4.04で、群間差はなかった（同－0.03）。...