気管切開の合併症関連死が多いのは？

米国疾病管理予防センターの多発性死因データを用いて、2007-16年の気管切開術の合併症関連死の特徴を後ろ向きデータベースレビューで検討した。 期間中の全死亡2558万7306件中、気管切開術関連の死亡は623件だった（成人537件、小児86件）。気管切開術合併症に関連する死亡は、アフリカ系アメリカ人の小児（オッズ比2.02、95％CI 1.26-3.24）および成人（同1.59、1.29-1.96）またはヒスパニック系の成人（同1.42、1.06-1.89）で有意に多かった。学士以上の学位を有する成人は、気管切開術の合併症関連死の可能性が有意に低かった（同0.54、0.39-0.75）。...