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SGLT2iの下肢切断リスク、GLP-1r作動薬の2倍超

2018年12月26日  British Medical Journal

スウェーデンとデンマークの全国規模のコホート研究で、SGLT2阻害薬使用と重篤な有害事象7件の関連を検討した。 傾向スコアでマッチさせたSGLT2阻害薬の新規使用者(ダパグリフロジン61%、エンパグリフロジ38%、カナグリフロジン1%)とGLP-1受容体(GLP-1r)作動薬の新規使用者1万7213組を比較した結果、SGLT2阻害薬は下肢切断(ハザード比2.32)および糖尿病性ケトアシドーシス(同2.14)のリスク上昇と関連したが、骨折(同1.11)、急性腎障害(同0.69)、重篤な尿路感染(同0.89)、静脈性血栓塞栓症(同0.99)、急性膵炎(同1.16)とは関連しなかった。...