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米高所得郡の主な死因、心疾患から癌へ

2018年12月27日  Annals of Internal Medicine

米国で2003-15年の25歳以上の死亡記録を用いて、主な死亡原因の疫学転換における郡レベルでの社会経済的差異を観察研究で検討した。 その結果、2003年に79%、2015年に59%の郡で心疾患が、2003年に21%、2015年に41%の群で癌が死亡原因の第1位だった。死亡原因1位の癌への変化の幅は、最高所得郡で最も大きかった。全体では、心疾患による死亡率が28%低下し(高所得郡30% vs. 低所得郡22%)、癌による死亡率が16%低下した(同18% vs. 11%)。最低所得郡では、心疾患が依然として死亡原因の第1位だった。...