大腸線種を有する患者709例を対象に、エイコサペンタエン酸(EPA)およびアスピリンの大腸腺腫発症抑制効果を無作為化二重盲検プラセボ対照2×2要因試験で検討した(seAFOod Polyp Prevention試験)。 その結果、1年時の大腸内視鏡検査による腺腫発見率(ADR)は、プラセボ群61%、EPA群63%、アスピリン群61%、EPA+アスピリン群61%で、EPA(リスク比0.98、95%CI 0.87-1.12、リスク差-0.9%、-8.8-6.9、P=0.81)またはアスピリン(リスク比0.99、0.87-1.12、リスク差-0.6%、-8.5-7.2、P=0.88)の効果を示すエビデンスはなかった。...
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