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MRI偶発的所見、最終診断が重篤となる確率約2割

2019年1月8日  British Medical Journal

32件の研究(参加者数2万7643人)を対象に、症状の見られない成人の磁気共鳴画像(MRI)で重篤になる可能性のある偶発的所見の有病率をシステマティックレビューおよびメタ解析で検討した。 重篤になる可能性のある偶発的所見をプールした有病率は、脳および全身MRIでは3.9%、脳MRIでは1.4%、胸部MRIでは1.3%、腹部MRIでは1.9%だった。約半数で悪性腫瘍が疑われた(脳0.6%、胸部0.6%、腹部1.3%、脳および全身2.3%)。最終診断が重篤となる偶発的所見は比較的少ない(20.5%)ことが示唆された。...