カンナビジオール、精神病臨床的高リスク例の脳3領域を活性化
精神病の臨床的高リスク者33例と健常対照19例を対象に、カンナビジオール(CBD)が神経認知メカニズムに及ぼす作用を二重盲検無作為化試験で検討。精神病高リスク16例にカンナビジオール、17例にプラセボを投与し、健常対照には何も投与しなかった。 機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて言語課題遂行時の脳活動を分析した結果、プラセボ群は対照群に比べ、符号化時の右尾状核および想起時の海馬傍回と中脳の活性化が低下していた。カンナビジオール投与群は、3つの脳領域の活性化レベルがプラセボ群より高く、対照群より低かった。...
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