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TAVR後の重度PPM発生率12%

2019年1月10日  専門誌ピックアップ

米国胸部外科学会/米国心臓病学会の経カテーテル弁療法レジストリに登録された経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)施行患者6万2125例を対象に、TAVR後の人工弁・患者不適合(PPM)の発生状況を調査した。 その結果、有効弁口面積指数に基づく重度PPM発生率は12%、中等度PPMは25%だった。重度PPMの予測因子は直径23mm以下の人工弁、valve-in-valve術、体表面積高値、女性などだった。1年時死亡率はPPMの重度群17.2%、中等度群15.6%、PPMなし群15.9%(P=0.02)、心不全による再入院発生率は14.7%、12.8%、11.9%だった(P<0.0001)。...