1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 食道表在癌、左壁または周在性1/2以上でESD困難

食道表在癌、左壁または周在性1/2以上でESD困難

2019年1月15日  Surgical Endoscopy

表在性食道扁平上皮癌のため内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を受けた患者511例(病変679個)の記録をレビューし、手術時間120分以上、有害事象(穿孔、縦隔気腫)、不完全切除と定義した技術的問題の予測因子を検討。 手術時間 120分超は43例(6.3%)、有害事象発生は16例(2.8%)、不完全切除は17例(2.5%)に認められた。多変量ロジスティック回帰により、食道左壁の腫瘍(オッズ比2.15、95%CI 1.17-3.91、P=0.014)および腫瘍の周在性が1/2周以上(同5.06、2.40-11.34、P<0.001)が独立して技術的問題と関連することが示された。...