鼻副鼻腔内反性乳頭腫の悪性転化はMRI/CT画像で予測可能
2019年1月15日
The Laryngoscope
米国で鼻副鼻腔内反性乳頭腫(IP)76例および転化した扁平上皮癌(IP-SCC)66例の後ろ向き解析からIP悪性転化予測の可能性を検討。MRIから脳回様パターンの有無を評価し、みかけの拡散係数(ADC)値を算出した。また、CTから腫瘍の付着部位および骨浸食の有無などを判定した。 その結果、良性IPは、IP-SCCよりもMRIで脳回様パターンが確認できる頻度が高かった(P=0.0001)。ADC平均値は、悪性IP-SCCの方が有意に低かった(P=0.002)。IP-SCCはIPよりも、眼窩壁付着(P=0.002)および骨浸食(P<0.0001)の可能性が高かった。...
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