高齢の未治療CLL、イブルチニブでPFS改善
2019年1月16日
New England Journal of Medicine
高齢の未治療慢性リンパ性白血病(CLL)患者547例を対象に、イブルチニブと化学免疫療法の効果を第III相試験で比較した。 その結果、2年無増悪生存率(PFS)は、ベンダムスチン+リツキシマブ併用群74%に比べてイブルチニブ単独群87%(増悪または死亡ハザード比0.39、P<0.001)、イブルチニブ+リツキシマブ併用群88%(同0.38、P<0.001)だった。イブルチニブ単独群とイブルチニブ+リツキシマブ併用群のPFSに有意差はなかった(同1.00、P=0.49)。ベンダムスチン+リツキシマブ併用群はイブルチニブ2群に比べてグレード3-5の血液学的有害事象発生率が高かったが、非血液学的有害事象発生率が低かった。...
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